仲間同士で魚を追い、競いあう川ガキたち。
獲物を探して、岩の下をのぞく姿は真剣そのもの。
自分の技量、身の丈にあった遊び方で、生きものを探し、捕まえる。
ヤスで鮎を突いた川ガキは、終始笑いがとまらず、自慢顔。
獲物が捕れるたびに、川面いっぱいに響く歓喜の声。
それがおかしくて、網やヤスを持った川ガキを見つけるたび、ぼくも彼らに交じって、川のなかへ入るのだ。

写真は高知県を流れる安田川。


作品・ 123・ 4・ 56

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